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自動車技術の進化は目覚しく、現在においても様々な新技術が登場してきています。これまでLPG車のエンジンには、ガソリン車の旧来の技術である燃料供給方式(ミキサー方式)が使用されてきましたが、近年、LPガスを液体のまま噴射する「液体噴射方式」や気化させて噴射する「気体噴射方式」という新技術が開発され、性能が大幅に改善されました。これらの新しい燃料方式を採用したLPG車は、「先進型LPG車」と呼ばれています。
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世界で最初に「液体噴射」「気体噴射」の技術を完成させたのは、オランダのTNOという政府系研究機関です。当時欧州では排出ガス規制強化の動きが強まりつつあり、それに並行する形で先進型LPG車の普及促進が始まりました。
一方日本では1999年に、オランダのヴィアーレ社製LPiシステムを搭載したLPG車が初めて登場しました。その後、2004年にスウェーデンのボルボ社製「ボルボV70・S80」、韓国ヒュンダイ自動車製「XG-LPI」が試験輸入されるなど、日本の先進型LPG車は外国製自動車、改造キットの輸入から始まりました。
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| ■LPG車の構造例(ボルボ乗用車) |
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現在国産の先進型LPG車はガソリン車からの改造が多くなっています。改造に必要なキットは部品メーカー等によって開発、または輸入され、専門の業者によって先進型LPG車へと改造されます。一方、トヨタなどの大手カーメーカーによる生産はまだ始まったばかりですが、環境問題への関心が高まる中、今後生産規模は拡大していくと見込まれています。
このように、輸入車に加え国内の生産体制の整備を進め、ますます車種のバリエーションが広がることによって、消費者の多様なニーズにも対応しています。
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| 名称 |
使用燃料 |
供給方式 |
車種例 |
備考 |
EFI-LP
(トヨタ自動車) |
LPG
専用 |
液体噴射 |
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●2007年に登場した初の国産メーカー製LPG車
●低排出ガス基準☆☆☆☆取得 |
NAZOPE (日産自動車) |
LPG
専用 |
液体噴射 |
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●2010年10月に発売された先進型LPG車 |
MPI (三菱自動車ロジテクノ) |
LPG
専用 |
気体噴射 |
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●低排出ガス基準☆☆☆☆取得 |
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| 名称 |
使用燃料 |
供給方式 |
車種例 |
備考 |
ELPIシステム
(田中モータース) |
LPG専用バイフューエル |
気体噴射 |
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●電子制御による燃料供給システムを採用
●トヨタ系車種を中心に展開 |
VPIシステム (ニッキソルテック/日気サービス) |
LPG専用バイフューエル |
気体噴射 |
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●メーカー並みの耐久試験実施で高い信頼性を確保
●日産系車種、スバル軽自動車で展開 |
FASTシステム
(LPG内燃機関工業会) |
バイフューエル |
気体噴射 |
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●欧州ロバート社製キットを使用
●多様な車種で展開 |
OMEGASシステム (エフ・ケイメカニック) |
バイフューエル |
気体噴射 |
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●イタリア・ランディレンツォ社製キットを使用
●主にトヨタ車を中心に展開 ●車種ごとに専用キットを開発、高い品質と信頼性を確保
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ガスハイブリッドシステム
(インテグラル) |
バイフューエル |
気体噴射 |
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●通常はLPG、高負荷時はガソリンに自動切換え
●ランサーエボリューション、スバルインプレッサ等のスポーティーカーに対応予定 |
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